最近よく読む、私の好む題材が書かれていることの多い、小田嶋隆さんの
記事内にて、紹介されていた本を読みました。


日経ビジネスONLINEの「小田嶋隆のア・ピース・オブ・警句」
スーパークールビズは革命なんだな
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110609/220635/


この回にて紹介されていた橋本治氏の著書「革命的半ズボン主義宣言」
本屋で絶版ならば、といつもながらの図書館へ行きました。
ええ。勿論ありましたとも。
便利ですね。今時の蔵書検索。さくっと読みたい本を探せます。
さすが昔の本だけあり、字が細かいなぁ。などと思いながらも、(時間がないので)中身も見ずにそのまま借りてきました。
さすがに一気読みは出来ず、途中で他の本に気をとられながらも読み終えました。


小田嶋さんのまとめが簡潔すぎて、痛い思いをしてしまいました。
橋本治ワールドの荒波にもまれて、わたくし、遥か彼方に放り出されました。
「革命的半ズボン主義宣言」は、初刷の発行が1984年。
DNAに刻まれた脅迫観念は、たかだか数十年で薄れることはなく、
スーパークールビズ」なる言葉が出てきた2011年の今になっても、なお同じ事が言えるところが成長していないというか、留まっているというか、言葉に悩むところですね。
この本に関しては、書評とするほどの根底知識が私に足りず、ただの感想です。いつものことですが。


年季の入った疎外感が、天晴れというか。
本書の中で当人も言っておりますが、過熟な子供、というカテゴリ。
橋本治さんが本書を書いたのは、36歳くらいときですが、現在の私がほぼその辺りに突入しようかというところ。
私も「過熟な子供」に当てはまるのだろうな、と。
哲学にまで昇華しそうな「独り」感の、自覚を持つところが「過熟」なんだろうな、と。
感覚的に、小学校4年生くらいから、ほぼ変わらず、な私。
そしてそのときから、肩こりと耳鳴りがおともだち☆


なんて、自己探求に入り込んでしまうので、読み進むのに時間がかかるのですね〜。
そして、内容を読み解くほどの解説も出来ず。
自己探求をしたい人におすすめ?


閑話休題


今の図書館は、PCで蔵書検索が出来るのでとても便利です。
どんな著書のある方だろうと、著書名「橋本治」で検索する事数分。
あれま。
私の既に読破している著書が並んでいるではありませんか。
私の場合、題名で興味を引かれた本を、出だしをちょこっとめくって読むか決めるので、
著書名を気にして読んではいませんでしたが...。
なにげにファンだったのか?
とりあえず、次の本も図書館の蔵書から選択しました。
では、読感は次の機会に。